MANAGEMENT SUPPORT
Footageの
経営支援の特徴
組織化
自律分散型組織
01
フッテージは、自律分散型組織として、個々の事業所やメンバーの持つ裁量を制限せず、それぞれが必要に応じて意思決定できるよう支援しています。例えば、訪問看護事業所の運営や人材育成に関するガイドライン等を整備することで、それぞれの意思決定主体がガイドラインを参考にしながら、柔軟かつ迅速に動く事ができます。
これにより地域特性を加味した自律的な運営や、利用者の個別性をより反映したケア提供に繋がり、マネジメントコストが低くなることで直接部門の職員への還元に繋がります。
自律分散型組織が機能するために必要なこと
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存在目的に基づいた
事業運営FOOTAGEグループは、訪問看護事業を通して「地域の隅々まで、訪問看護のプロフェッショナルチームを」の実現を目指しています。
訪問看護は公的保険サービスなので、社会的意義に則って、適正なサービス提供が必要となります。こういった社会的意義と、事業としての収益性を両立することで、メンバーがプロフェッショナルとして誇りを持って活躍する事が可能となり、事業としての発展や持続可能性に繋がります。 -
専門職の育成と
活躍支援私達は以下のような体系的な教育を提供し、運用データに基づいて継続的にアップデートしています。
- キャリアラダーによる段階的教育
- e-Learning学習コンテンツ
- 専門看護師等による専門家チーム
- 医療職コミュニティの相互利用 など
専門職の育成と活躍を支援することで、質の高いサービスを地域へ提供する事ができます。これにより利用者満足度が向上したり、社会保障費が削減されたり、顧客からの信用を得ることで収益の向上にも繋がります。
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セルフマネジメント
(運営の効率化)私達はオンライン上に訪問看護の運営に必要な情報を取り纏めた、情報ポータルサイトを構築していて、以下のようなコンテンツを提供しています。
- 業務マニュアル
- 意思決定ガイドライン
- 運営管理ガイドライン など
業務を平準化や効率化することで、教育コストが低減し、運営品質を担保することができます。また推奨行動のガイドラインを整備することで、自律的なチーム運営に繋げ、マネジメントコストを低減します。
フッテージのサービス提供価値
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QUALITY
(質)
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AGILITY
(機敏性)
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PERSONALIZED
(個別性)
組織化
ガイドライン・
業務マニュアル
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訪問看護のための情報ポータル
サイト
私達は社会的意義や職業的意義を大切にしながら、収益性も担保できるような、バランスの取れた運営を大切にしています。訪問看護の為の情報ポータルサイトを用意し、グループ店舗で共同利用しており、意思決定の参考になるようなガイドラインや、業務の手順について取り纏めたマニュアル等を整備しています。
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コミュニティルール
(CorporateBASICs、職能役割等級制度、意思決定ガイドラインなど)
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運営の参考になるガイドライン
(最優先業務と稼働が空いた場合の動き方、新規依頼があったときなど)
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業務を円滑にするためのマニュアル
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個別最適な学習に資する学習資源
(単元ごとの学習の手引きと学習材)
などを体系的に掲載しています。すべてのコンテンツがキャリアラダーに対応しているため、メンバーの能力やニーズに応じた活用が可能です。
教育
教育人事制度
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キャリアラダー
フッテージでは、専門職教育の一環として、日本看護協会のクリニカルラダーを基調に、独自ラダーを活用しています。病院勤務を経験した多くの看護師やセラピストにとっては、馴染み深い教育システムであるラダーシステムを導入することで、教育体制にスムーズに馴染めるように工夫しています。能力に応じた学習や経験を積むことで、キャリアアップすることができる仕組みとして、入職してから訪問看護のプロフェッショナルチームの一員になるまで、定性的に学習可能な環境を整備し、キャリア形成を支援しています。
一般的に訪問看護事業は他業種と比較して高い離職率と統計で示されています。
そのためフッテージでは、ラダーレベルに応じたオンライン・オフライン併用の集合研修(新任職員研修、プリセプター研修、倫理研修など)を定期的に開催することで、メンバーが仲間との関係を育み、学習した内容が実践に繋がるよう取り組んでいます。
また、メンバーの生涯学習者としての在り方を支援しており、計画的に学習できるように学習の手引きを整備し、個々の学習の適正(テキストが得意、動画が得意など)に応じた学び方が選択できるよう、幅広い学習材を用意しています。
これらの効果もあってか、フッテージでの離職率は、統計と比較して大幅に低くなっています。
訪問看護師のキャリアラダー
教育
コミュニティ
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プロフェッショナルコミュニティ
経験豊富な訪問看護師や専門看護師等の在宅医療領域のプロフェッショナル人材だけでなく、様々な領域に専門性を持った人材が所属しています。例えばデザインやWebマーケティング、経営管理等に専門性を持った人材が所属するコミュニティを活用することができます。
グループ店舗同士で、オンライン上でやり取り可能なコミュニケーションツールを通して、又は交換留学や見学、同行訪問などの取り組みを通して、自由に交流することができます。
また教育にも関わることですが、フッテージでは協働的な問題解決の場を大切にしています。
訪問看護事業を運営していると、さまざまな事に悩む事になりますが、このような悩みを単独の店舗で解決しようとすると、上手くいかないことも多いです。
フッテージグループの中には機能別の会議体(運営管理、クオリティマネジメントなど)が存在しており、これらはグループ店舗のメンバーによって運営され、法人や規模、開設年数、運営地域等の違いに関係なく、訪問看護の運営に共通する課題を取り扱っています。
このような会議体に参加することで、それぞれの店舗で抱えている悩みを解決したり、フッテージグループの教育や業務プロセスなどの改善にも参加することが可能で、これにより個別店舗及びグループにナレッジが蓄積していきます。
グループ資源の相互活用及びアップデートをグループ全体で行っています
採用
採用支援
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廃業理由1位が人手不足によるもの
半数以上の訪問看護ステーションは所属看護師が5人未満で、看護師が7名以上所属している事業所は20%を下回っています。人数が少ないと、事業所の経済的な余裕や物理的な時間の確保が難しく、職員が疲弊してしまいます。
現在は業界全体が人手不足で採用が難しく、右図のような悪循環に陥ることで、人員基準を満たすことができなくなり、廃業に至ります。
採用サイトの運営
訪問看護業界は、有料人材紹介や求人広告の利用によって、採用コストが高くなりやすい業界です。フッテージでは、入職したメンバーの大半が自社のホームページやSNS、リファラル採用経由となっており、採用コストを抑制する事ができています。遠方にオープンする店舗であっても、自社媒体での採用効果が高い場合が多いです。グループ店舗で、サービスサイトと採用サイト、SNSなどを共同利用しています。