訪問看護師のキャリアと共に歩んだ日々
名古屋市瑞穂区にあるFootage瑞穂店は、地域の訪問看護ステーションとして、2024年8月に三周年を迎えました。この三年間、私たちは地域社会に貢献し様々なことを乗り越え大きなチームになりました。これまでのFootage瑞穂店の歩みや課題、そしてこれからの目標をこの機会にお話します!
Footage瑞穂店の歴史
Footage瑞穂店は、オープニングスタッフ4人でスタートしました。地域のつながりが増えていく中で、独立や結婚、パートナーの転勤を機に退職するスタッフが増え、一時は存続の危機に瀕しました。特に、スタッフが急減した時期は、ステーションとしての存続が危ぶまれるほどでした。
そんな中、2022年11月、私は新しい管理者としてFootage瑞穂店に配属されました。スタッフの大きな変動により、チーム形成を一から立て直す必要がありました。初めての管理職としての責任を重く感じる中、私たちはチームとしての課題を一つ一つ乗り越えていきました。
辛かったこと、そして成長したこと
スタッフの大きな入れ替わりは、Footage瑞穂店にとってとても大きな試練でした。特に、長年一緒に働いていたスタッフが退職した後、新しいメンバーを迎え入れる際には、チームの再構築が必要です。コミュニケーション不足や、役割分担の見直しが必要となり、一時的に業務がスムーズに進まないこともありました。
また、新しいメンバーがFootageの文化や業務に慣れるまでには時間がかかり、本来の力を発揮できるようになるまで、スタッフ全員とよく話し合いをしていました。私自身も管理職として初めての経験が多く、適切な指導やサポートをできるようにと一生懸命で時にはその責任の重さに押しつぶされそうになることもありました。
何度も壁にぶつかりながらも、何度も乗り越えることで、チームは以前よりも強固なものとなり、メンバー同士が支え合い、信頼関係を築くことができました。新しいメンバーも徐々にチームに溶け込み、お互いに切磋琢磨しながら成長し合える環境が整いました。
話し合いの一コマ。この日はとてもいい話し合いができたことを今でも覚えています。
今回の苦労もあり管理者体制も多様化することになりました。現在では心強い2人のスタッフが支えてくれています。1人で考えるのではなく、みんなで考えることでより多くの視点から課題をクリアするための作戦を立てることができています。
大事にしている想い
わたしが特に大切にしているのは、「change」という会社理念です。どんなに困難な状況でも、皆で協力し合い、成長し続けることができるという思いが、私たちの活動の根幹にあります。
訪問看護は、地域社会に深く根ざした仕事です。そのため、個々の看護師が成長し続けることが、地域の方々に質の高いケアを提供するための鍵となります。完璧なチームや看護師はいないからこそ、みんなで力を合わせることが大切だと思っています。私は、一人ひとりのスタッフが持つ可能性を最大限に引き出し、チーム全体としての力を高めることで私たちはこれからも地域に根ざした訪問看護を提供し続けていきたいと思っています。
三周年を迎えての新たな挑戦
三周年を迎えたFootage瑞穂店では、さらに大きなチームを目指しています。名古屋市瑞穂区内での認知度向上を図り、地域の皆さんとの信頼関係を強化していく予定です。今年度から地域の認知症サロンにも参加を始めました!
また、訪問看護師として働く方々が、キャリアラダーを使用しステップアップできる環境を整備することに力を入れています。これには、管理職へのステップアップや、専門分野でのスペシャリストとしてのキャリア形成も応援できるように日々改良を重ねています。現在総勢11名のスタッフと共にこれからも地域に寄り添い、訪問看護師のキャリア形成を全力で支援していきます。
実は、密かに事務所移転計画進行中・・・
来年就職の方は広くて綺麗な事務所になっているかも・・・?!乞うご期待!
瑞穂区での訪問看護に興味がある方、キャリアアップを目指す方は、ぜひFootage瑞穂店に来てみてください!お待ちしています!
Footage訪問看護ステーション
管理者 伊藤 美雪