こんにちは!名城公園店です!
名古屋市北区は被災時に大きく影響を受ける地域の一つです。
災害時にも事業所の機能を少しでも活かせるように対策を行なっています。
対策の一つとして「利用者トリアージ」を行なっています。
今回は利用者トリアージについて紹介します。

災害トリアージ

トリアージの語源は、フランス語で、「3つに分ける」という意味の‘trier’を名詞にしたものと言われています。
トリアージの概念は、もともと17世紀に品質の優れたコーヒー豆を選別することに端を発したといわれています。その後、この概念は、ヨーロッパにおいて、18世紀のフランス革命から、19世紀のクリミア戦争にかけての戦争期に、定着していきました。即ち、戦争で傷ついた多くの兵士の中で、どのように優先順位を付けて、医療処置を行うかという問題に活用されていきました。

災害トリアージとは、災害発生時に、傷病者の状態を評価し優先度に基づいて治療や救助の優先順位を決定するためのシステムや手順のことを指します。災害時には多くの人が一度に医療機関を訪れるため、混雑が発生し、医療資源が不足することがあります。そのため、被災者を適切に評価し、緊急性が高い患者を優先的に治療することが求められます。

名古屋市北区のハザードマップ

ハザードマップとは、ある地域における自然災害や社会的災害のリスクを可視化した地図のことを指します。自身、洪水、土砂災害、火災、化学物質の漏出など、様々な災害のリスクを地図上に表示することで、災害発生時の避難や対応策を立てるための情報を提供します。
ハザードマップには、災害発生時に被害を受ける可能性のある範囲や、被害の程度などが記載されています。また、ハザードマップは、災害リスクが高い地域を示すことで、都市計画や建設基準、防災設備の整備などの政策立案にも活用されます。

ハザードマップは、自治体や国が作成・公開する場合が多く、一般市民もインターネットで閲覧することができます。近年では、地図情報の精度が向上し、災害リスクの可視化だけでなく、避難経路や避難情報の情報もマップ上に表示するなど、より具体的な情報提供を目指す取り組みも進んでいます。

洪水

液状化

震度

上記のように被災状況はかなり深刻になります。被災時に少しでも安全な行動が取れるように常に見える場所に情報を掲載しています。

利用者トリアージ表

毎月スタッフ全員でトリアージ表の見直しを行っています。利用者の病状や認知機能、家族関係、電話対応のみでも可能かを考慮し、災害発生から72時間以内・72時間ー1ヵ月・1ヵ月以降の訪問を縮小or継続or中断か検討します。

気象状況に伴う、訪問への影響

大雨、強風、洪水、大雪などの気象状況が把握できた段階で、利用者さんに訪問にお伺いできない可能性があることを伝え、訪問の時間調整を行なっています。スタッフの安全が第一のため、やむを得ない場合は訪問中止とさせていただくこともあります。

最後に

特に災害医療については、事前の備えが欠かせません。「天災は忘れた頃にやって来る」と言われていますが、教育や訓練を通じた平時の備え次第で、防災・減災の効果は、大きく変わってきます。防災訓練等についても、地域ぐるみで、取り組みを進めていくことが必要ですね。

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