こんにちは!覚王山店の山下です!
すっかり涼しくなり夏が名残惜しい気持ちですが、食欲の秋を迎え冬の鍋など楽しみがいっぱいで相変わらず食いしん坊な山下です!☺️
皆様、美味しいものをたくさん食べて楽しく乗り越えましょう!
ちゃんと運動もしますよ!😁へへ

さて今回は看護師を目指す大学生の実習を受け入れましたのでそのレポートです!
看護実習の流れや学生さんの学びについてご報告したいと思います!
在宅実習を控えている看護学生さんや今後実習の受け入れを考えている訪問看護ステーションさんに少しでも参考になるようにレポートさせていただきます!

実習準備

まずは実習要項を読み事前に大学の先生方と打ち合わせをしました。
その後今回の実習担当の今泉と山下で「どんなことを学んでもらいたいか?」「何を伝えたいか?」についてあらかじめ話し合いました。
次第に看護観の話になりついつい盛り上がってしまいました。☺️
看護観や今までの経験は人それぞれ、訪問看護の魅力を感じて欲しいという思いは同じでしたが、看護師としての考え方が異なりこの話し合い個人的にすごく楽しかったです!
その後は受け持ち利用者様、学生さんの同行が可能な利用者様のリストアップをしました。
学生さんの同行訪問の同意を取ると多くの方が快く実習へ協力してくださり、中には看護学生さんが来るのをすごく楽しみにしてくださる方もいらっしゃりました。
人の縁には日々感謝ですね!
そして若者からのパワーってやっぱり貴重な資源なのだと感じました!
ほっこりした気持ちと良い緊張で準備万端!
楽しい実習にしていきましょう٩( ‘ω’ )و

ドキドキの実習開始!(1週目)

初日はオリエンテーションを行いました。在宅医療とは?訪問看護とは?ステーションの紹介、実習スケジュールの確認などを行いました。
現在コロナウイルス感染症の影響により実習の受け入れ先が少ないのが現状です。
今回お引き受けした学生さんたちはほぼ初めての実習が在宅の実習となり非常に緊張した面持ちでした。
ねえねえ(°▽°)キミタチ、カオガカタイヨ、、、。

学生さんたちには自己紹介カードを書いていただきスタッフで共有しました。移動での車内では看護の話はもちろんですが、学生さんを知るためにいろんな話をしました。緊張しながらもスタッフの話で時折笑う学生さんたち。その可愛い笑顔を今後も患者さんたちに見せて欲しいなーなんて思っていました!
会話の中で時々感じるジェネレーションギャップを気づかなかったことにして、、、w
車内で話が盛り上がると距離感が縮まった気がしました。
少しは緊張がほぐれたかな?

1週目は受け持ちさんの情報収集や日々の訪問記録に大忙し!実習中に記録の時間も作り、できるだけ感じたことをすぐにまとめられるようにスケジュールを組みました。😋センドがダイジ!
初めての実習なだけあって記録の書き方から四苦八苦していました。「私、、国語苦手なんですよね、、。」なんて言っていた学生さんがいて可愛らしくて思わず笑ってしまいました。

記録の質は繰り返しの経験で向上するものですよね。初めから書ける人はいませんし私も初めは「こんなの書けるわけがない!」とさえ思っていました。😂(笑)
心が折れることもありますが、看護に対して愛情を持ってひたむきに繰り返し書くことが一番の近道です!そしてそれを言語化して他人に伝えたり、他の人の記録も読んでみて刺激をもらうのも攻略の一つの手です。なんて話をしました🙃

実習中盤の山場の関連図、「関連図が難しくて書けませーん。😭」と半泣きだった学生さんたちでしたが、担当の先生やスタッフからの助言を受けて1週目最終日の中間カンファレンスではみんなしっかりと受け持ち利用者様の病態整理や問題や今後予測されるリスクについて発表できていました!
指導者の私たちもほっ😌と安心しました。
( T_T)\(^-^ )よしよし
みんなちゃんとできてる!自分を信じて頑張るのだ!



さあいよいよ看護展開!立てた計画を実行していきます!(2週目)

訪問の合間に土日に立ててきた看護計画に目を通しアドバイス
_φ(・_・かきかき
問題の優先順位をつけるのって初めはとっても難しいですよね!療養環境が病院か在宅なのかでも変わってきますし、、、なんて病院時代を思い出しながら書いていました。
自分の学生だった頃も思い出してどういう書き方がいいだろう?なんて伝えよう?自分も学生の時指導者さんがいろいろ考えてくれていたんだなーと改めて指導する側になって気づくことができました!

3人ともちゃんと立てた看護計画を実行することができました!!!!
利用者さんからの“ありがとう”はなんとも言えない達成感ですね。(//ω照

病院に入院している患者さまと比較し在宅医療では介入は長いものの1週間のうちにご利用者様と接する時間はすごく限られています。その限られた時間を大切にし計画を立てて実行することができてよかったです。
実行したケアは振り返り評価、計画の追加・修正まで行います。
最終カンファレンスでは一人ずつ2週間の学びの発表です。
朝から緊張でガチガチでしたが、始まってしまえばなんてことなくハキハキと自分の言葉で学んだことを発表してくれました。
そこには1週目とは全く違う顔つきの学生さんたちがいました。


学生さんが感じたこと・学んだこと(一部抜粋)

◆訪問看護のご利用者様がどうして在宅での生活を選んだのか。その気持ちを知り、寄り添ったケアが大切であると感じた。
◆限られた訪問頻度・訪問時間でご利用者様を看なくてはいけない。病気や起こりうる症状についての知識の大切さが理解できた。
◆在宅医療は限られた資源や道具を工夫して使い他職種と連携しそれぞれの専門性を活かしたケアをしていることがわかった。
◆病気との付き合い方を支援していくのが在宅医療だと学んだ。
◆訪問看護師は自宅で暮らす利用者様の今後起こりうるリスクを予測し、リスクを取り除くのが役割であると感じた。
◆受け持ち利用者さんからもらった“ありがとう”がすごく嬉しかった。

学生さんたちは伝えてこと以上のことを感じ、深く学ぶことができたのだと思いました。病院での実習と前後してしまい在宅看護の違いを見出すのは難しかったように思われますが、病院であろうが在宅であろうが看護師として大切な“その人に寄り添うこと”、当ステーションがミッションとしている“笑顔のある、あなたらしい人生を!”について感じて・考えることができて本当によかったなと思いました。

実習の受け入れはほとんどボランンティアに近い活動になります。
訪問業務をこなしながらスタッフ一同協力して対応しております。
学生さんの学ぶ姿勢はスタッフにもご利用者さまにも良い刺激になりより一層ステーションが明るく感じます( *`ω´)
素敵な看護師さんを増やし、少しでも在宅医療の楽しさを感じてもらえるようにこれからも積極的に実習を受け入れていきたいと思います。
Footage訪問看護ステーションは現在、千種区、守山区、瑞穂区にあります❗️
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