みなさん、こんにちは。
Footage訪問看護ステーション八尾店です。😁

訪問看護ってどんなんだろうと興味をお持ちの方がこのブログを見ていただいていると思います。そんな思いの方に少しでもイメージできるようにと、今回は「訪問看護の現場」を紹介します。

病院と違う?同じ?

訪問看護の経験をされている方は想像がつきますが、病院勤務しか経験のない方は想像がつきませんよね? 結論から言いますと、ほぼ同じです。

病院に入院すると、病室の大部屋もしくは個室に入り、治療と看護を受けることになります。病室に主治医が来て、視診・聴診・触診など診察をされ、その後に、指示を出し、看護師が治療の介助や看護を提供します。
在宅(訪問看護)は、ある程度の治療が終了し、その後の治療や看護を自宅で行います。定期的に往診医が自宅に訪問し、視診・聴診・触診など診察をされ、その後に、指示を出し、看護師が治療の介助や看護を提供します。

これを整理すると


病院 🏥            在宅 🏠
    病室      →       自宅
主治医が病室に来る   →     往診医が自宅に来る
診察をする       →         診察をする
看護師が病室に来る   →         訪問看護師が自宅に来る
治療や看護を提供する  →         治療や看護を提供する

ね、ほとんど同じでしょ。
おまけに、病室の201号室なんてありますが、自宅も201号室ってことも。 これは違うか。

概観は同じなのはわかったから、実際の中身が知りたいんや〜。 という声が聞こえてきそうですが。

ですよねーーー。
そこが肝心ですよねーーー。

💉どんなことをしているの?

人工呼吸器管理や点滴が必要な方には点滴を、輸血が必要な方には輸血を実施します。その中には、精密持続点滴注射もあります。また点滴の管理として、病院のような大きいものではなく、簡易なものになりますが輸液ポンプも使用します。シリンジポンプも使いますよ。

腹水が貯留したりした場合は、腹水穿刺もできます。私は経験ないですが、CART(腹水濾過濃縮再静注法)もやっちゃうんですよ。

📕 知識や技術が必要なんでは?

病院では、周りに先輩や同僚がいるし、悩んだりしたら聞いたりできるし、助けてもらえることがある。何かあったら医師も駆けつけてくれる。
でも在宅では、そんなことができないのでは?

大きな違いが~

医療関連は、医療従事者が行いますが、在宅では医療従事者以外も行うことがあります。
そうです、家族です。

病室には、医療従事者と患者さん以外がいることはありませんよね。家族がいるとしたら、面会などの時でそれ以外はいないですよね。
でも、在宅では利用者さん(患者さん)以外に家族の方がおられます。
家族の方が吸引をしたり、点滴の針を抜いたりすることがあります。
これは、在宅での醍醐味の一つと言えるのではないでしょうか

病室では、患者さんの看護を通して、患者さんと看護師の交流が図られ、関係性がよくなることがありますよね。
中には、患者:看護師関係以上のものが生まれることもありますが、在宅ではこの患者(利用者)と看護師関係と同じように、患者(利用者)と家族の関係性に新たな一面を見せることがあります。

「こんなに世話をしてくれると思わんかった」とか、「本当によくしてくれるんです」など、聞かれることがあります。
病気になるまでは、そんなに接触がなかった子供達などが身の回りの世話をすることで、家族の役割に変化が生じます。
その結果、今までとは違った関係性が生まれることがあります。🩷

違うようで違わない

少し話しが外れましたので、在宅では、ひとりで何でもしなければならないのかという話しに戻りますね。

確かに周りに同僚などは居ませんし、物品を忘れたからといって戻る詰所もありません。しかし、困れば同僚や先輩に連絡を取り相談することができます。必要な物品はあらかじめ患者(利用者)さんの家に揃えてあります。また、訪問バックに入っている物で対処できることもあります。

先生に指示を貰いたい時は?
予想される問題は、事前に指示が出ています。発熱時や嘔気時など、これは病院と同じですね。
それ以外の時は、先生に連絡を取り対処できますし、患者(利用者)さんの家に駆けつけてくれます。

どうですか? そんなに病院と変わらないでしょ?

病院と在宅の違いを整理すると

病院 🏥          在宅 🏠
   病室       →       自宅
看護師ひとりで患者対応 →   看護師ひとりで患者対応
困れば直接相談できる  →   困れば電話で相談できる
物品を取りに戻れる   →   ある物品で何とかなる
医師がすぐに駆けつける →  医師が駆けつける

とはいえ、違うのことがあるのも事実です。

他の違いは

病院 🏥          在宅 🏠
物品は倉庫から用意   →  後日、業者が用意
先生は同じ職場     →    先生は違う職場
薬剤師は同じ職場    →    薬剤師は違う職場
病棟は看護師が主    →    在宅は多職種が主
必要時連携強化     →    常時連携が必要

このように、現場では看護師ひとりで対応しなければとプレッシャーが掛かりますが、困った時は相談などもでき先生も駆けつけてくれます。病棟とほとんど変わりまりません。
場合によっては、薬剤師にも相談ができ回答が得られます。

点滴の支柱台やポータブルトイレなどの物品が必要な時は、ケアマネージャーを通して福祉用具屋さんに用意してもらったりと連携が必要ですが、物品も揃います。

工夫は必要

とはいえ工夫が必要な場面もあります。
例えば、急な発熱で点滴の指示が出て点滴をしますが、支柱台などが常にある訳ではありません。
そんな時は、ドラえもんの「四次元ポケット」のようにすぐに用意が出来る訳ではありませんので、あるもので何とかしなければなりません。

ご自宅にあるハンガーを使用し、柱に掛け点滴をぶら下げて実施したり、ハンガーの変わりにS字フックを使用したりします。
注入も同じで、イリルガードルを柱にぶら下げたり、ハンガーにぶら下げたりします。

そんな時のためにも、訪問前に準備をした訪問バッグの中には色んなものが入っています。バッグの中身については、またの機会に😁

そうです。困った時は、〇〇も使えと言いますしね!

そのよううな光景を見て、大抵のご家族はびっくりし、関心されます。

まとめ

ここまで見ていただいてありがとうございます。いかがでしたでしょうか? どんな感想を持たれましたでしょうか?
やっぱり病院とは違って大変と思われましたか?
そんなに変わらないなあーと思われましたか?

何でもそうですが、経験していない初めてのことは不安ですよね。今はユーチューブなどもあり、訪問看護実際の動画もあるので、そちらも参考していただければ、よりイメージがわくと思います。

写真

最後に、訪問看護の現場をもう少し紹介しますね。
訪問看護では、いろんな職種の方達と関わりを持ちます。医師はもちろんケアマネージャーやヘルパーなど多岐にわたります。訪問して看護を進めて行くには、上述通り連携は欠かせません。
病院ではいうまでもありませんが、同じ職場で顔見知りのことが多く慣れたものですが、在宅では、それぞれの職種が同じ職場でないこともあり、初めましての方もおられます。それゆえ、コミュニケーションの難しさだったりがありますが、それを補うためにもお互いを尊重している所があります。
餅屋は餅屋で、それぞれの職種の専門性を活かし、意見を聞きながら進めていく所も魅力のひとつです。

もちろん、病院でもそのようなことは言えますが、在宅でより顕著かなと思っています。
そのような在宅で一緒に働き、自分の力を発揮しませんか?