皆さん、こんにちは
Footage訪問看護ステーション 守山の田端です。

私、田端の個人的なイベントになりますが、誰かの役に立てたらと奮闘記を記します。

専門看護師とは

専門看護師制度とは

改めての説明(看護協会より抜粋)

専門看護師制度は、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた専門看護師を社会に送り出すことにより、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかることを目的としています。専門看護師認定審査に合格し、ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有することを認められた者をいいます。
引用 公益社団法人.日本看護協会.https://www.nurse.or.jp/nursing/qualification/vision/cns/index.html,(参照 2023-08-20)

専門看護師は、専門看護分野において以下の6つの役割を果たします。

個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践する。(実践)

 

看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。(相談)

 

必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。(調整)

 

個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決を図る。(倫理調整)

 

看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。(教育)

 

専門知識及び技術の向上並びに開発を図るために実践の場における研究活動を行う。(研究)

 

専門看護師になるためには

専門看護師になる道筋を簡単に示すと

  1. 看護師になる
  2. 特定の領域で5年の経験が必要(大学院通学中も含んでも良い)
  3. 大学院で実習と修士資格を合格
  4. 一旦、働く
  5. 専門看護師認定審査を受験(合格率70%程度)
  6. 認定通知が来たら晴れて専門看護師

もっと詳しく知りたい方は👉こちら

専門看護師の実情

専門看護師という言葉自体、初めて聞いたという人も、
聞いたことがあるけどよくわからないという人も多いでしょう。

まだまだ数は少なく、全国で3150人(これでもだいぶ増えました)の方だけとなります🔍

看護師は122万人ほどおりますので、看護師の0.25%が専門看護師となります🔍

つまり、400人に1人、大きい病院に1人いるかどうかという数になります🏥

精神看護専門看護師とは

現在、専門看護師には14分野の専門領域があり、私はその中でも、精神看護専門看護師となります。

「精神看護」の専門看護師に限ると、看護師の0.029%のみの資格となります🔍

よくわからない確率ですが、、、
ポケモンに例えると色違いポケモンが出現する確率、
ソーシャルゲームの最上位レア獲得よりもずっと低い確率だそうです🌟🌟

レア=偉い 訳ではありませんので自慢というより、
もっと増えればより良い看護が展開できるのにーという地団駄を踏んでいる状況です👣

名前が似ているものとしては、
認定看護師、特定看護師(仮称)、診療看護師(仮称)があり、混乱しますね。

専門看護師は、特定や診療看護師のように看護を土台に何か医療を代行できる訳ではなく、
認定看護師よりも領域が広くより看護に特化して専門性を高めた存在であります。

 

更新審査とは

前置きが長くなりましたが、
今回記すのは、専門看護師には5年毎に更新審査があり、更新審査に合格しないと資格維持できないという話😲

私は初回の更新のために、
日々の自己研鑽しているポイント(研究も含む)
+上記にある6つの役割のうちの研究以外5つの役割の実践レポートを提出しなければなりません✍️

実際のポイント表は
👉こちら

実践レポートは
5年分の活動の総括+代表的な事例検討で構成され、1つの役割毎に1600~2000字で作成しないといけません。
原稿用紙だと4~5X5=20〜25枚となります。

こちらの文字数多く感じますか?少なく感じますか??

これが意外と少ないんですよね😂
事例の紹介を書いていても「足りない〜」ってなります。
なんせ、5年分ですから。
なので、要約力がないとせっかく活動してきたことも、実践も説明しきれません。

受験料も認定料もかかりますので、お金も時間もかかる試練です😭

おわりに

いやーーーーーーたいへんでした。

働きながら、管理者の仕事をしながら、新居の準備をしながらはちょっと無謀でした。
提出期限ギリギリの中のギリギリになんとか提出しました😭

資格取得の5年前から準備はできるはずなのですが、計画性って改めて重要だなぁと思うばかりです。
反省。

基本はオンライン申請で提出できるのですが、ポイント獲得の証拠を郵送にて提出しなければなりません。
そこでは文書に線を引いたり、必要な書類を用意したりで、予想をはるかに超える大変な事務処理が待っていました。
整理していたつもりでしたが、3時間くらいかかりましたね。
レポート提出の疲労感も相まって全然効率的でなかったですね。
別日に行った方が絶対に良いです。

私も準備をしていなかった訳ではなく、
実践レポートについても3年前から一部書き始めており、そのファイルが残っていたのです。
いざ5年経ってやはり思考も技術も進化したのか、拙い文章であり、改めて書くことにしました。

働きながら、子育てしながらになると、なかなか時間の確保が難しい。
それは他の受験者の同じ状況なので、言い訳できませんが。。。

それと、最初の専門看護師になるための資格認定試験時もそうでしたが、
卒業したことでのバーンアウト状態になっており、なかなか試験に取り組もうと言う姿勢が作れませんでした。

今回はその時を思い出して、なかなか試験に臨む姿勢が作れませんでした。
そのため、専門看護師の先輩たちに事前にレポートの添削を行ってもらおうとしたのですが、
それすらも叶わず、ダメダメな準備体制でした。

スルスルーっと準備できている仲間たちもたくさんいらっしゃいますか、
更新審査ってほんとに大変だなぁと実感しまくりでした。
次回の更新はスルスルーっと行けるように今日からでも準備をしていきたいと思います。

まずは今回の更新審査に通ることを祈るばかりです🙏

FOOTAGEでは、スペシャリスト養成支援として、
100万円/年の活動資金を提供する制度を設けております。

またスペシャリスト採用に至っては、採用後に給与追加支援を行なっております。

私自身はこういった補償がない中、
貯金を切り崩して通学するなど色々たいへんでしたので、ぜひご利用いただければと存じます。

専門看護師になりたい方、認定看護師や特定看護師(仮称)になりたい方、
ご連絡いただければより深い情報をお伝えできると思います。
お気軽にご連絡ください。

Footage訪問看護ステーション 守山
管理者 田端 恭平