こんにちは!
2022年4月からFootageで働いている理学療法士の森です
前回のブログ「筋肉についてのお話」で水を持って登場していました笑
私の得意な領域は「脳血管疾患」や「義肢装具(装具の方が得意)」です!
今回は装具についてお話をさせていただきます
義肢装具って何?
「義肢装具ってなに?」ってなりますよね〜
簡単にいうとサポートアイテム!
よく聞くものでは「コルセット」ですかね〜
・腰が痛くなったらつけた
・腰の骨が折れた(腰椎圧迫骨折) etc…
上記で使用している方もいらっしゃると思います。
義肢や義足がどのように使用されているか少しだけ説明させていただきます。
義肢
病気やケガなどにより手や足を失った方に
装着する器具で手の代わりになるものを義手
足の代わりになるものを義足と呼びます。
義肢は、元の手や足の機能と形を復元するため装着、使用する人工の手足です。
装具
病気やケガなどにより手や足、腰や首など体の部位に、
痛み、損傷、麻痺などが生じたときに、治療や症状の軽減を目的として装着する器具です。
手や腕に装着するする装具を上肢装具
脚に装着する装具を下肢装具
腰、胸、首に装着する装具を体幹装具
治療、リハビリ、日常生活の補助などの目的で使用するものや
予防や矯正を目的とするものもあります。
義肢はなんとなくみなさんがイメージしているものだと思います。
今回伝えたいことは
装具は一度作って終わりじゃない!!!
装具はモノであり、一生壊れなくて支えてもらえるものではありません
メンテナンスとチェック方法
家や車と同じで手入れが必要です。
適切な手入れをすれば長く保つことができます
転んで壊れてからでは遅いですよ!
装具には耐久年数があります。
一般的に言われている年数として
- 金属を使用しているもので3年
- プラスチックを使用しているもので1.5年
(義肢に関してはかなりばらつきがあります。今回は装具の一般的な年数を提示させていただきます)
やはり経年劣化はしてしまい、毎日使用するとどうしても負荷がかかってしまいます。
今、このブログを見ていただいている機器(スマホやパソコン等)も経年劣化(バッテリーがすぐ無くなる)などです!
簡単にチェックポイントをお伝えします。
- 金属の装具:異音がしないか、調節しているボルトがずれていないかなど
- プラスチック装具:変色や傷など
マジックテープを使用している装具ではめちゃくちゃ毛玉ついてる!髪の毛ついてる!などがあり
ひっつきにくくなっていることがあります。
その際にはピンセットや爪楊枝で取り除いてください
捨てても良い歯ブラシを使用しても良いですね〜
もしそれでも全然引っ付かない時は装具を作った業者や入院していた病院に問い合わせた方が良いです!
みなさんものを適切に大切に使用してくださいね
私の一目標でもある
装具難民(装具はあるけどなんか使いにくい人や壊れそう、これどうしたらいいの…?etc…)を減らしていきたいです!
ではまたの機会に!